六十三歳

63になった。ふと思い出したのが、小学生の時(たぶん3年生だったか)に読んだ豊臣秀吉の伝記。NHK大河で太閤記(緒方拳主演でした)をやっていたので読んだのだろうが、享年63歳だったのを記憶している。子どものころに仰ぎ見た年齢になったというわけだ。まあ、そんなことはどうでもいいのだが・・・・・・。

朝から天気もいいので、ここ2週間余り腰痛で休んでいたランニングを再開。20分走で3キロ。初夏の日差しを浴びながらの久々の汗で、気持ちがいい。

退職後の新生活も一月、予定外の仕事も入ったが、おおよそ充実した日々と言えそうだ。

時間のゆとりに恵まれて、読書時間もたっぷりある。現在、金石範선생の『火山島』を読んでいる。全7巻中ようやく4巻目。先は長いが、読み始めるとどんどん作品世界に引きずり込まれていく。日本語で書く文学者のなかでこれほどの筆力を持つ作家は、ちょっと見当たらない。読了後、改めて読後感を記してみたい。

夕方、息子が一緒にサッカーをしてくれた。何よりの誕生日プレゼント。呵呵大笑。